マイル

マイルの基本!初心者にやさしい解説。しくみ・貯め方・使い方

あなたは「マイルを貯めてタダで飛行機に乗ろう!」という言葉を聞いたことがありませんか?

 

 

えーっ、タダで飛行機に乗れるの?

じゃあその分のお金で、旅先で美味しいものいっぱい食べられる〜!

 

 

 

・・・でも、マイルって何?美味しいの?

 

 

 

マイルっていうのは、とっても簡単に言うとポイントのようなものだよ。

飛行機に乗るとポイントが貯まって、貯まったポイントは航空券や特典に交換できるんだよ。

 

 

でもそんなにたくさん旅行に行けないよ。連休も多くないし・・・。

それでも貯められるの?

 

 

マイルは、飛行機に乗らなくても貯められるよ。

毎日のお買い物にマイルが貯まるポイントサイトやクレジットカードを使ったりして、殆ど飛行機に乗らずにマイルを貯める人もいるんだよ。

 

えー、そうなの!?

今まで何度も国内旅行や海外旅行に行っていたけれど、マイルに興味がなかったから知らなかった・・・。

 

 

それはもったいないかったね。旅行好きならマイルを貯めないと損だよ〜!

今からぜひ、やってみよう!

 

みかんのようにならないためにも(実話です…泣)、マイルをしっかり貯めて旅行を楽しみましょう!



マイルで出来ること 航空券との交換だけじゃない!!

マイルを貯めると航空券と交換できるというのはわかった?

 

 

うん、マイルは貯めると航空券がもらえるって魅力的だね!

ほかにもマイルで出来ることがあるのかな?

 

 

貯めたマイルの使い方の例として一番わかり易いのが、航空券に交換することです。

ほかには、グッズに交換したり、ホテルの宿泊に充てたり、様々なことに使えます。

詳しくは後ほど書いていきますね。

マイルとマイレージの違い

マイルとマイレージって何が違うの?

マイレージとは

飛行機に乗ると貯まる「マイル」を、無料航空券、割引航空券、座席グレードアップなどに交換するサービス提供のことをマイレージといいます。

マイレージサービス(または、マイレージプログラム、英: frequent flyer program、略称: FFP)とは、航空会社が行う顧客へのポイントサービスのことである。

参照:Wikipedia「マイレージサービス」

 

例えば、お買い物をすると「ポイントカードをお持ちですか?」と聞かれたことはありませんか?

 

  • ポイントカードの仕組み自体が、マイレージ
  • ポイントカードを発行することが、マイレージに入会
  • ポイントカードがいっぱいになったときにノベルティや割引券をもらえるのが、貯まったマイルを航空券に交換する

 

 

つまり、マイルはポイントカードのポイントのようなイメージです。

マイレージもショップのポイントカードも、似たような仕組みなんです。

 

マイレージの入会金や年会費は無料で、各航空会社がそれぞれサービスを行っています。

1つの航空会社だけでなく各航空会社のマイレージプログラムに参加できます。

好きなショップひとつだけでなく、いくつものショップでポイントカードを作れるのと同じです。

 

マイレージに入会するとマイレージカードが発行されて、マイレージ番号が与えられます。

航空券を購入するときや搭乗のときは、自分のマイレージ番号を入力すると氏名等をする手間が省けるのも便利ですね。

 

入会じたいは無料なので、飛行機に乗るならマイルを貯めたほうが絶対お得です!

マイルとは

マイルはマイレージサービスごとに別々のものです。

一般的なポイントサービスの場合と同様、マイレージサービスにおいてもポイントが累積されるが、通常そのポイントのことをマイレージサービス(FFP)では「マイル」と呼ぶ。従って、ポイント加算のことを「マイルを貯める」、ポイント使用のことを「マイルを使う」と言い、航空会社等でもこの言い方は共通である。

参照:Wikipedia「マイレージサービス」

 

たとえば、お気に入りのお洋服屋さんのポイントカードは、毎日ランチに通うカフェのポイントカードとは別物。それと同じです。

 

マイルは、飛行機に乗るだけでなくクレジットカードの使用やポイントサイトの利用でも貯めることが出来るんです。

これはショップのポイントカードと違うところですね。

 

ふだんのお買い物も、工夫次第でマイルを貯めることが出来るなんて夢のようです!

マイルのしくみ

マイルは各航空会社で別々のものということは先ほど簡単にご紹介しました。

 

航空会社ってたくさんあるけれど、いつも同じ飛行機に乗るとは限らないよ。

そうしたら、マイルはなかなか貯められないんじゃない?

 

 

そう思うよね。でもね、大丈夫。

 

航空会社ごとに「アライアンス」と呼ばれているグループが作られているんだよ。

グループが同じ航空会社同士は、マイルを貯めたり、空港ラウンジ等のサービスも使えたり、貯まったマイルも航空券に交換出来るんだ。

 

それぞれの航空会社が各マイレージプログラムを用意してはいるものの、単独だとなかなか貯まりません。

旅行へ行くのにもひとつの航空会社だけだと行き先が限られてしまいますよね。

そのため、各航空会社が連携を組んで(これが「アライアンス」)、様々な目的地に飛行機を飛ばしています。

そしてそこに、各マイレージプログラムも組み込まれているのです。

 

ではここから、マイルの貯め方や使い道を詳しく見てみよう!

マイルを貯める

マイルを貯める方法はザックリ4つ。

  • 飛行機に乗って貯める
  • 提携するクレジットカードを使って貯める
  • ポイントサイトを利用して貯める
  • 紹介制度を利用して貯める

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

飛行機に乗って貯める

王道の貯め方ですね。

 

基本的には、飛行距離によってマイル付与数が決まることが多いです。

座席クラスや適用運賃に応じて加算されることもあります。

 

例えばエコノミークラスを基準としたときに、ビジネスクラスやファーストクラスには25〜200%のマイル数が追加加算されるといったようなぐあいです。

※米系の航空会社(アメリカン航空・デルタ航空・ユナイテッド航空)では、飛行距離ではなくて航空券の金額に応じてマイルを変化しています。

 

東京から沖縄に行くときと、東京からハワイへ行くとき、それぞれどのくらいマイルが貯まるの?
ANAのマイレージチャートを見ると、東京から沖縄までの基本マイルが984マイル・東京からハワイまでの基本マイルが3,831マイルと書いてあるね。(2017年6月現在)

(参考:マイレージチャート[ANA国内線]マイレージチャート[ANA国際線] )

 

 

そっかぁ、でもたくさん飛行機に乗っていないとマイルなんて貯まらないよね・・・。

と思うかもしれませんが、そんなことはないんです!

 

クレジットカードやポイントサイトを上手に使って、飛行機に乗らずにマイルを貯める人も実はたくさんいます。

このように飛行機に乗らずに賢くマイルを貯める人のことを「陸マイラー(おかまいらー)」と呼びます。

提携するクレジットカードを使って貯める

飛行機に乗らずにマイルを貯めるには、クレジットカードを利用します。

クレジットカードの種類にもよりますが、100円につき1〜2マイル貯まるものもあるんです。

今ではカフェでコーヒーを頼んだり、コンビニでおにぎりを買ったりする気軽な普段のお買い物にもクレジットカードを利用できる場面が増えてきましたね。

 

すこしお値段の張るものにだけクレジットカードを利用する人もいますが、それはとてももったいないです!

日々のお買い物や毎月の公共料金・携帯電話代など、あらゆるものをクレジットカードで支払うと、知らない間にどんどんマイルが貯まっていくんです。

 

 

あなたが一年間にクレジットカードで使える金額を計算してみてください。

意外と使っていると思いませんか?

 

例えば、毎月生活費などに20万円使っているとすれば、それをクレジットカード払いにするだけで一年間に240万円使っていることになりますよね。

100円で1マイル貯まるクレジットカードだとしたら、1年間で24,000マイル貯まる計算です。

決定版!年間決済額で選ぶ、マイルが貯まるおすすめクレジットカード 今回は、一年間のクレジットカードの決済額に応じておすすめのクレジットカードを選ぶ方法をご紹介します。 ...

 

クレジットカード発行時にキャンペーンをやっていれば、クレジットカードを発行するだけでマイルがもらえることもあります。

また、毎年クレジットカードの更新時に継続特典マイルがもらえるカードもあります。

ポイントサイトを利用して貯める

クレジットカードの利用と同じように見逃せないのがポイントサイトです。

クレジットカードを発行するとき、空港やデパートで発行しようとしているあなたは、ちょっと待って!

 

ポイントサイトを経由することで、クレジットカード発行時の特典マイルがもらえるほかに、ポイントサイトにも一定のポイント貯まるんです。

もちろん、ポイントサイトにポイントはマイルに交換できます。

つまり、ポイントサイトを経由してクレジットカードを発行すると、特典マイルとポイントを両方ゲットすることが出来てよりマイルを貯めやすくなるんです。

 

ポイントサイトは、クレジットカードの発行だけでなく楽天などの通販サイトや様々なサービスと提携しているので、人によってはマイルの貯まる速さがビックリするほど早くなります。

 

とりあえずそのポイントサイトに登録したい!という方は、こちらからどうぞ。

ハピタスというポイントサイトです。

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

紹介制度を利用して貯める

クレジットカードには紹介制度があります。

それは、紹介する方だけでなく、紹介される方も通常より多くのボーナスマイルがもらえます。

例えば、ANA マイ友プログラムアメリカン・エクスプレスカードの紹介制度 があります。

 

自分が使っていて「いいな」と思うものって、お友だちにも教えてあげたくなっちゃうよね。

 

ということで、おすすめしたい方に紹介すると、紹介してもらった方も紹介する方も、嬉しいボーナスポイントやマイルがもらえるという嬉しい仕組みなんです。

マイルを使う

マイルを貯めると、航空券以外にも様々な特典があります。

ここでは、ANAのマイルを特典に交換する場合としてご紹介いたします。

航空券

飛行機に乗って貯めたマイルは、航空券と交換するのが一番わかりやすいですね。

 

こちらの表を見てみましょう。

ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
東京〜沖縄 往復 14,000マイル 18,000マイル 21,000マイル
東京〜ハワイ 往復 35,000マイル 40,000マイル 43,000マイル

 

必要マイル数はシーズンや座席クラスによって異なります。

 

年末年始、ゴールデンウィークなどの連休、夏休みなどはハイシーズンと呼ばれ、必要マイル数も多くなります。

冬季や新学期などは、ローシーズンと呼ばれ、必要マイル数は少なくなります。

それ以外の時期をレギュラーシーズンと呼びます。

 

ここではエコノミークラスのハイシーズン・レギュラーシーズン・ローシーズンの必要マイル数をANAのマイレージクラブをもとにご紹介しています。

(参考:ANA国内線特典航空券ANA国際線特典航空券

ホテルの宿泊

シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ、ヒルトンなどといったホテルの宿泊に充てることも出来ます。

必要マイル数は20,000マイルから100,000マイルとホテルによって異なります。

美味しいお食事

ホテルのランチやディナー、レストランのコース料理などと交換することも出来ます。

10,000マイルからとお手軽に楽しめます。

旅をや生活を豊かにするグッズ

旅行に欠かせないキャリーバッグや毎日使うグラス、ワインやグルメ、生活雑貨や家電という特典もあります!

各種ポイント

ANAマイルは、提携している会社のポイントに交換することも出来ます。

  • 楽天スーパーポイント
  • nanaco
  • Tポイント
  • ヒルトン・オナーズポイント
  • Gポイント
  • PeX
  • みずほ銀行
  • ANAカード
  • JCBカード
  • メトロポイント
  • オリコ

 

あなたが使っているサービスや、聞いたことのあるものもありませんか?

このほかにもまだまだあります。

 マイルを貯めやすいのはスターアライアンス

なんだかできそうな気がしてきた!

マイルを貯めて、旅をより楽しくおいしく美しくしたいな。

 

もちろん出来るよ!

バンビのおすすめはスターアライアンスのグループに加入している航空会社だよ!

 

加盟している航空会社が多くて、アジア・アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・オセアニアと網羅していること。

これが、スターアライアンスをおすすめする理由です。

 

スターアライアンスで一番わかりやすそうなANAのマイルを貯めてみよう!

 

それじゃあこれから頑張ってマイルを貯めていこうね!

 

 

こうしてみかんのマイル貯金が始まりました。

まとめ マイルの基本とマイレージのしくみ

マイルがどんなものか、どんな仕組みなのか、そしてどんな魅力があるのか、おわかりいただけたでしょうか?

 

今まで知らなかったのがもったいない!と思ったあなたも、遅いなんてことはありません。

初心者でよくわからなくても、旅を楽しむためにマイルを貯めたい!という気持ちがあるなら大丈夫。

 

一緒にマイルを貯めて、マイルで旅をより楽しみましょう!

 

今までマイルをよく知らなかったの、とってももったいなかったなぁ。

よし!これからしっかりマイルを貯めるぞ〜!